敏感だけど生きてます

HSP(超敏感気質)なわたしの世界の見え方

自分のことを人に「理解してもらう」ことについて

 

にしだり子です。

先日ツイッターに投稿した漫画で、今まで1番たくさんのRTといいねをいただきました!

共感してくださる方が多かった証拠かな、と喜んでいます。

 

今回のテーマは「自身の性質や精神的な疾患について、人に理解してもらうこと」についてです。

漫画の下に自分なりの考えも補足していますので、よければご覧ください。

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内側のことを理解してもらうのは難しい

 

今回はHSPで尚且つうつ病を患っている私自身のことを漫画にしましたが、このことは「内側」のこと全般でいえることだと思います。

「内側」というか「目で見えないもの」と言った方が正しいのかもしれません。

楽しそうに見えても悩んでいたり、元気そうに見えても病気を患っていたり、他人のことは外から見ただけでは何ひとつわかりません。

 

自分の胸の内の辛さや、精神的な疾患や悩み、性質について他人に話すことはとても勇気がいります。

悩みを打ち明けられた方も、言葉を選んで返さないと相手を傷つけてしまうため、ある意味大変です。

励ましのつもりでかけた言葉や、意識を別のところへ向けさそうとしてふった話題が、逆効果になることもあります。

 

完全に理解してあげることはできないし、間違った言葉をかけてしまうかもしれない。

それでも相手の辛さや悩みに寄り添ってあげることはできます。

私は自身の経験から、人から相談やカミングアウトを受けたときにはできるだけ相手の気持ちになって寄り添うよう心がけています

 

うつ病を打ち明けた時の私

 

うつ病のことを友人や家族に話したとき、周りの人たちはとにかく私がうつ病であることを否定しようとしてくれました。

そのとき、「り子がうつ病と診断されてショックを受けているに違いない、励まさなきゃ!」「私たちはいつも通りに普通に接してあげなきゃ!」そんな優しさは彼女らから充分に伝わってきていたのですが、それでも傷ついてしまいました。

 

みんなが思っているほど私は強くないし、むしろうつ病という病名がついて少しホッとしていた部分が私にはありました。

うつ病なんだから、仕方ない。仕事を辞めて正しかったんだ。」そう自分に言い聞かせていたのかもしれません。

だから、こんなときくらい心配されたかったし、甘やかしてほしかった。

それを他人に求めるのは間違っているし甘えですが、そのときの私は明るく笑い飛ばすかのように私の話を聞く人たちを恨めしく思ってしまったんです。

 

今思えば、私にも原因がありました。

私はなぜか深刻な話をするときや悩み事を話すとき、妙に明るく面白おかしく話してしまう傾向にあります。

本当に辛いときくらい、自分の気持ちを正直に打ち明けていれば、周りの反応も違っていたかもしれません。

 

大切なのはまずは自分が自分を理解すること

 

この漫画をツイッターにあげて、「私は自身のHSPという性質を他者に理解してもらおうとは思わない。HSPといった性質を知ったことで、自分で納得することができたからそれで充分。」といったリプライをいただきました。

これは全くその通りで、私も同じように今考えています。

他人に理解を求めるよりも、まずは自分がちゃんと自分のことをわかってあげること。

それがとても大切だと思います。

 

私がHSPについてこうやってブログを書くのも、自分のことをもっとちゃんと知りたいからです。

知っていく上で、「これは生まれつきなんだから仕方ないんだ」「あのときの私はああした方がよかったな」など、新しい発見がたくさんあります。

自分のことをじっくり見つめ返すのは苦しいし辛いこともあるけど、ツイッターなどSNSを通して、同じように悩む方々と出会えたことで一緒に乗り越えて行けるような気がしています。

漫画の内容に共感していただいたり、いろんな人の考え方を聞けたりするのが今とても幸せです。

見てくれている方、本当にありがとうございます。

 

長くなりましたが、ちゃんと自分のことを理解してあげて、大切な人には「私これはできないかも。」「こういう場所に行くと辛くなる。」と、いつか正直に打ち明けられるようになる!というのが今の私の目標です♪

 

 

 

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