敏感だけど生きてます

HSP(超敏感気質)なわたしの世界の見え方

HSPあるある?⑥「怒られると激しく落ち込み切り替えられない」

にしだり子です。

先日から続くめまいと耳の聞こえづらさや閉塞感で耳鼻科を受信したら、「低音障害型感温難聴」と診断されました…。

ストレスに起因する難聴は早期治療が重要だそうですので、耳に違和感があったらみなさんも早めに病院へ行ってくださいね!

 

さて、今回は「怒られると中々切り替えられない」というテーマで漫画を描いてみました。

Twitterでも多くの人に共感していただけて嬉しかったものです。是非ご覧ください!

f:id:nishidarico:20171207203035j:image

 

怒られると酷く傷つく

 

この特徴は、HSPに関する書籍や、ネット上のHSPの人たちも多く挙げているものの1つです。

仕事のミスなどを注意されただけにも関わらず、自分のことを全否定されたような気持ちになり、私の場合は「もうこの人の私への評価は地に落ちた…。修復不可能だ…。」というようにも感じてしまいます。

 

我慢していても、キツイ口調で怒られると涙をポロッとこぼしてしまうこともしばしば。

いい大人が泣いても周りは同情どころか余計に呆れます。

「泣けばいいってわけじゃない!」「泣きたいのはこっちだ!」などと、泣いてしまうことで余計火に油を注ぐ結果になってしまうので、歯を食いしばって我慢するのですが我慢できません。

 

ミスして怒られるのは誰にでもあることで、多くの人が乗り越えて同じミスをしないように気を付けていきます。

この当たり前のことができず、私はいちいち涙が出るほど傷ついてしまうので困っています。

 

気持ちをすぐに切り替えられない

 

怒られた後は気持ちを切り替えることが難しいです。

終業後も帰宅後も、怒られたときの胸の苦しさや悔しさで頭がいっぱい。

友達と会ってもテレビを見ても楽しくありません。

翌日まで引きずることも、よくあります。

日が経っても1度怒られた相手を目の前にすると萎縮してしまい、そのオドオドした態度で相手を余計にイラつかせてしまう…、なんてことも。

 

私が以前の仕事で学生の新人アルバイトを指導していたとき、どれだけ注意してもまったく気にする様子もなく、ケロリとした顔で言い訳ばかり並べる子がいました。

その子は、人の怒りだとか相手へ迷惑をかけているということに極端に鈍いタイプだったのですが、こういう人を見ると「その能力(?)少しくらい分けてくれよ…」と思ってしまいます。

 

理不尽な怒りをぶつけられることも…

 

大抵は自分のしたミスで怒られることが多いので、日が経つにつれて傷も癒えて「ミスしないようにしよう…」とゆっくり切り替えて行けるのですが、完全に悪意のある怒られ方や理不尽な怒りをぶつけられたときは、もうダメです。

「これくらい言ってやらないとわからない。このくらいでちょうどいいんだ。」と、モラハラのような言葉をぶつけてくる上司なんかが職場にいたら最悪…。

 

前職で、私の考え方や話し方が気に入らない、と個室に呼び出してはねちねちと説教する女の上司がいました。

目上の人の話し方には人一倍気を付けているつもりですし、自分の考え方なんてそもそも求められた時以外に職場で出しゃばって発信したこともありません。

それでもなぜかよく怒られました。

こういう多分私のことが原因なく気に入らない人には、怒られないようにする対策がありません。

いつどんなタイミングで怒らせてしまうのかわからないので、いつもビクビクして過ごしていました。

 

HSPはこういったいわゆるエナジーバンパイア()の人たちにも狙われやすいようですので、理不尽に自分を傷つけてくる人にはできるだけ関わらないようにしたいですね。(とはいえ、職場内にいると難しいですが…。)

エナジーバンパイア・・・他人を消耗させることで活力を得る人のこと。HSPの天敵ともいえる存在。自己優先型、批判型、自己正当化型、気分屋型などいろいろなタイプがいる。

 

 

上手な気持ちの切り替え方を会得しよう

 

人の怒りに敏感に反応して酷く傷ついてしまう人は、自分の心を守るためにも気持ちの切り替え方を会得することが重要だと思います。

スポーツなど体を動かすことが好きだという人はそれをきっかけにストレス発散できるかもしれませんし、私の場合は小説を読んで物語の世界にどっぷり浸って現実を忘れます。笑

 

まだまだ私もうまくできませんが、失敗しても怒られても、1日が終わるころには「頑張ったね」と自分を褒めてから眠りにつけるようになれればいいなぁ、と思っています。

 

 

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ HSPへ にほんブログ村 イラストブログ イラストエッセイへ