敏感だけど生きてます

HSP(超敏感気質)なわたしの世界の見え方

パニックになっている人にはどう対応すればいい?私の彼の方法

あけましておめでとうございます。

2018年初めての記事更新です。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

今回は、昨年末に投稿した漫画「私がパニックになったときの彼の対処法」について記事にしたいと思います。

 

友人、恋人、家族にHSPやパニックになる人がいる方は、是非参考にしていただければ嬉しいです。

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私がたまに起こす「プチパニック」

 

私は2015年、大学を出て新卒で入社した会社を病院にうつ病」「パニック障害と診断され、休職の後退職しています。

このときのパニックは過呼吸になったり、苦しくなって動けなくなったり、大声で泣き喚いたりとかなり重度のものでした。

最近では、このような大きなパニックを起こすことはありません。

ですので、今回漫画に描いたときの私の状態は「プチパニック」という表現にしたいと思います。

 

私がプチパニックになるとき、何か大きな原因がきっかけのときもありますが、原因不明で起こることも多いです。

  • 身体の底から湧き上がるような不安
  • 大声で叫びたくなるような気持ち
  • フーッフーッと息が荒くなる
  • 物を壊したくなるような衝動

言葉にするのが難しいのですが、上記のような気持で頭の中が混乱し、結果的にボロボロ泣いてしまいます。

 

私は今出来るだけ薬に頼らない治療を行っているため、抗不安剤などは服用せず、ひたすら落ち着くのを待つようにしています。

 

 

彼の対処法①慌てない

 

私の彼は、私が泣き出したり苦しんだりしても、「どうしたの!?大丈夫!?」と焦ったりしません。

かといって放ったらかしにもせず、「しんどくなった?」と近くに来てくれます。

相手が焦ったり慌てたりすると、迷惑をかけていることに余計に辛くなってしまうので、彼が普段通り接してくれるのがとてもありがたいです。

 

 

彼の対処法②「Why」ではなく「How」で話を聞いてくれる

 

彼は私がプチパニックになったとき、「なんで泣くの?」「なにが原因なの?」という質問ではなく、「今どんなふうにしんどいの?」「どういう気持ちで苦しんでいるの?」と今の私の状態や感情を質問してくれることが多いです。

恐らく、以前のような激しいパニック発作のときは、こういった質問への受け答えはできない状態だったと思いますが、今のプチパニックのときは質問に答えることができます。

そのとき、自分でも冷静に自分の状態を分析して言葉にするので、その作業に気が向くことで少し落ち着いてきます。

 

パニックのときだけでなく、人ごみで苦しいときや食事中気持ち悪くなった時も、私はほかのことに気を向けると辛さが緩和することが多いかも。

「Why」で聞かれると、どう答えれば相手が納得してくれるか、というように考えてしまいますが、「How」で聞かれればありのままを伝える単純作業のため、とても楽です。

 

 

彼の対処法③身体に触れてくれる

 

これは有名な心理療法?かな、とも思うのですが、彼は後ろから抱きしめてくれたり、手を握ってくれたり、頭を撫でてくれたりとスキンシップをよくしてくれます。

彼に触れているといつのまにか泣き止んでいることが多いです。(子供みたい…笑)

 

 

彼は無意識でしてくれているらしい

 

後から聞いてみたところ、特に彼はこれらのことを「私を落ち着かせるため」に意識してやっているわけではなく、直感的にしてくれていたみたいです。

純粋に私がどういう気持ちなのか知りたかった、という感じなのかな。

もし彼が「落ち着かせなきゃ」と必死になっていたら、表面上は平静を装っていても、私はその気持ちに気付いてしまったかもしれません。

私の彼は人の気持ちに寄り添う才能があると思っています。

今は助けてもらってばかりですが、いつか私も彼が苦しんでいるとき助けてあげられるような存在になりたいです。

 

今回紹介した私の彼の対処法、私以外の繊細さんや、パニック持ちさんにも効果があるのではないかな?と思って紹介しました。

少しでも誰かのお役に立てればうれしいです。