敏感だけど生きてます

HSP(超敏感気質)なわたしの世界の見え方

敏感な私の子ども時代②「親を気にして遠慮しすぎてしまう」

こんばんは、にしだり子です。

ここ1週間ほどばたばたしていて、久しぶりのブログ投稿になります。

 

今回はまた私の子供の時代を思い出して漫画を描いてみました。

いわゆる「親を気にしすぎて遠慮しすぎる子」だった私のエピソードです。

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欲しいものが特にない

 

私が小さい頃、「なにか欲しいものある?」と聞かれても、中々欲しいものが思い浮かばず答えに苦労していた記憶があります。

誕生日やクリスマスは、前もってじっくりと欲しいものを考えられたので、素直におねだりしていたのですが、(特にサンタさんにはお願いしやすかったです。笑)買い物に連れて行ってもらった時に急に言われると、困ってしまっていました。

 

正反対の弟

 

HSPだけでなく、長女だからとか、そんな理由もあるかもしれませんが、とにかくうちの弟はわがままで欲望に忠実な子だったので、私はよく(勝手に)我慢していました。

レストランでは弟がいつも高いものを躊躇せずに頼むので、子どもながらにそのたびに私は胃がキリキリ…。

他のメニューと2倍近くするものを弟が頼むと、一瞬ですが母親の顔が引きつるのを私は見逃さなかったので、自分は自然と安いメニューを頼むようにしていました。

 

今は少し両親に甘えられるように

 

甘えると言っても、たまに外食に連れて行ってもらったとき、子どもの時ほどは遠慮しなくなったという感じですが…。

自分でお金を稼ぐようになって、お金の価値がなんとなくわかるようになったことが理由として大きいと思います。

子どものころはお金の価値がよく分からず、この料理にこの金額が高いのか、親はこの料理1つのためにどれくらい働いているのか、といったことが全く未知だったので、親にお金を払わせるのが怖かったのかな。

 

遠慮のしすぎはよくないことも…

 

学生時代、仲の良い教授との食事会で、ほかの生徒がごちそうさまです!と次々店の外へ出ていく中、私は自分の分を払った方がいいのかな、と教授の後ろで財布を手に持ったまま迷っていました。

会計を終えた教授に、「こういう場では、ごちそうさまです、でいいんだよ。就職してからも、先輩や上司にご馳走になったときはちゃんとお礼を言えばそれでいいし、財布を出すことで逆に失礼にあたる場合もあるからね。」と優しく教えてもらいました。

自分では相手に気を遣っているつもりでも、それが相手にとって迷惑だったり、周りから見て良くない印象を持たれることもあったりするんだと、学んだ瞬間です。

 

今でも他人に甘えるのは苦手

 

彼氏におねだりしたり、友達におごってもらったりしている人をたまに見かけますが、自分にはできないことなのでとてもびっくりしてしまいます。

恐らく信頼関係があってのことでしょうし、非難する気はまったくないんです。

「これほしい!これ買って!」をめちゃくちゃストレートに言う人、その素直さ?を少し分けてほしいな、と思っちゃいます。

 

 

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