敏感だけど生きてます

HSP(超敏感気質)なわたしの世界の見え方

HSPあるある?⑦「負の感情をもらいそうになったときの対処法」

こんばんは。にしだり子です。

今までHSPならではのものの感じ方、見え方だけを漫画にすることが多かったので、今回は具体的な〈私なりの〉対処法も交えて漫画にしてみました!

「多くの負の感情をもらいそうになったとき」をテーマに、赤ちゃんが大声で泣き出してしまった車内でのシーンを描いています。

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人の多い場所に行くと色々“もらう”

 

HSPの多くは人の多い場所に行くと色々な感情を“もらって”しまい、辛くなってしまうことがあるのではないでしょうか。

今回は具体例として赤ちゃんが泣きだしてしまったシーンを描きましたが、他にも飲食店で大声で騒ぐ客がいたときや、駅で酔っ払いが暴れているときなど、周りの空気が一気に悪~いムードになってしまう場面に遭遇することがあると思います。

私の場合こういった空気はすごく苦手です。

周囲の人のイライラ、迷惑、そんな感情が一気に自分の中へ流れ込んでいるような感じがします。

携帯を見たり本を読んだり、別のことに気をそらそうとしてもうまくできず、自分までイライラしたり悲しくなったり頭の中がゴチャゴチャします。

 

これは、HSPが他者との境界線が薄いことに起因するもののようで、人の多いところへ行くときはノイズキャンセリング機能のついたイヤホンを音楽を流さず常に付けるという対処法をしている人もいるそうです。

人の多いところへ行って「負」の感情をもらってしまいそうなときは、周りの情報を意図的にシャットアウトするのが1番効果的なのかもしれません。

 

「負」の感情を跳ね飛ばす存在の人

 

漫画で描いた私なりの対処法は、そんな悪い空気の中でも周りに影響されずに穏やかなオーラを持っている人に意識を集中する、という方法です。(こういう方が1人もいないときは使えない方法ですが…。)

特に赤ちゃんが閉鎖的な空間で泣いてしまう、というのは日常でよく遭遇するシーンかと思いますが、そういったシーンでは穏やかな表情で見守っている人が1人くらいはいることが多いです。

 

こういった人の出す温かな雰囲気というのは、多くの人が出している悪い雰囲気よりも遥かに強いものがあるな、と私は思います。

その人の優しいまなざしや口元の微笑みを見ていると、心がふーっと楽になって、穏やかな落ち着きを取り戻せるのです。

 

私は他人の機嫌や雰囲気?に敏感で、ピリピリしている人や極端に落ち込んでいる人を前にすると少し動揺してしまいます。

しかし、相手に関係なくいつでも暖かいオーラを放ちまくっている人が世の中にはごく少数いるんですよね。

出会うたびに、素敵だなあ、こんなふうにいつかなりたいなあ、とじんわり思います。

 

私の目標

 

私も落ち込んでいる人や怒っている人が親しい人であれば、どうにか気分を変えてあげようと必死で努力することはありますが、これは私にとってめちゃくちゃパワーがいることです。

また、どちらかというと私は嫌な空気に影響されやすいので、ピリピリしたシーンだと自分も一緒になってピリピリしてしまうこともあります。

これでは悪い空気を更に作り出す存在になっているとしかいえません。

 

存在しているだけで周りにいい影響を与えられる人物になるのは、今の私には難しいと思います。

でもひとまずは、悪い空気に飲み込まれないような練習をしていきたいな、と思っています。

周りに悪い空気が流れて、自分の中にもイヤな感情が生まれてしまったとき、「これってほんとに私の感情?」と立ち止まり考える癖をつけていきたいです。

「周りの人は怒っているけど、それって私も一緒に怒ることかな?」「この人悪者扱いされているけど、そういえば私ってその理由知らないな。」というふうに、心に沸いた感情にすぐ振り回されるのではなく、一度きちんと考えてみる。

難しいことかもしれませんが、少なくとも自分は悪い雰囲気を無駄に作り出してしまわないよう努力していきたいです!

 

 

 

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